秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)”  設計者”音”履歴(4)補足 2

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秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)”  設計者”音”履歴(4)補足 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フラット4の音響技術の開発者 山岸 亮の履歴その4 SRS(アクティブスピーカー)時代補足

2です。

マグネットの材質でも音色が変わります。

磁束密度を同じにした場合の比較ですが、フェライトマグネットではストロンチウム系の方がバリウム系よりも滑らかで聞きやすい音質でした。

また、ネオジウムマグネットは強力な為、簡単に磁束密度を上げる事が出来るのですが、音像定位が真ん中に集まり易く音の拡がりに欠けている様に感じました。

推測ですが、マグネットの導電性に関係有るのではと今でも思っています。

すなわち、フェライトマグネットは導電性無し、ネオジマグネットは導電性有りです。

ボイスコイルに流れる電流がマグネットに電流を発生させ磁界を発生しその影響が再びボイスコイルに電流を流し悪影響を与えているのかも知れません。

そこでSRS-Z1では磁束密度も十分得られ、導電性の無い当時の最新のサマリウム鉄窒素(SmFeN)ボンドマグネットを用いました。

高校時代、アルバイト料を前借して購入した、LE8Tのアルニコ仕様でしたが、今にして思えばフェライトでも良い音がしたのではと思っています。

つづく

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