都合により明日22日(水曜)は休業いたします

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都合により明日22日(水曜)は休業いたします

大変申し訳ありませんが、明日22日(水曜)は都合にり休業いたします。

秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)”  ヘッドホンと自動車の技術の類似 その2

ヘッドホンと車に技術の類似はまだまだ有ります。

【ハイブリッド方式】

音響素子をダイナミック型+BA型で構成したハイブリッド型が最近登場しています。

車のエンジン+モーターのハイブリッド方式に似ていますね。

この構成はダイナミック型に得意とされている低音域を任せ、中高音域をバランスド・アーマチュア型がドライブする方式です。

確かにダイナッミク型が圧倒的に低音再生には有利ですが、はたして高音域は苦手なのでしょうか?スピーカーシステムで口径10mmのユニットと言えば、スーパーツィーターとなり、高域再生限界は数十キロヘルツ以上でしょうか。

カナル型イヤホンで使用しているΦ10mm程度のエレメントは十分すぎる程の高音域を再生出来ます。ただし、鼓膜と振動板の間に音響抵抗を入れず、またエレメント中心部と外周部からの音がキャンセルしない様な構造をとった場合に限ります。

現在開発中のFlat4は音響抵抗無しの鼓膜ダイレクト構造かつ、エレメント中心部と外周部からの音のキャンセル周波数を38kHzに設定する事で超高音域再生の全ての問題を解決しています。

バランスドアーマチュア型同様、繊細な高音域を再生する事が可能になりました。

【水平対向配置】

更にFlat4ではその名の通り、エレメントを水平対向配置しています。

車のFlat4=水平対向4気筒エンジンと似ています。

Flat4エンジンの特徴はピストン運動が対称な為振動が少ない事ですが、音茶楽のFlat4ヘッドホンも余計な機械振動が抑えられ輪郭のはっきりした深い低音からくっきりとした中音域の再現に成功しています。

他にも車の技術を勉強すれば、新しいヘッドホン技術が生まれるかも知れませんね。

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”オープンエア型の音の拡がり&密閉型を超える深低音”

ご興味ある方は音茶楽 Sound CustomizeショールームでFlat4の試作機を試聴できます。

音茶楽 Sound Customize  コルティ経堂西側出口1分 

営業時間 火曜-木曜13:00-18:30 金曜、土曜13:00-20:30

定休日 祝祭日、日曜日、月曜日

 

秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)”  ヘッドホンと自動車の技術の類似 その1

約30年前に初めて開発した特許技術がソニーアコースティックターボ回路でした。

当時はソニーで入社したてのヘッドホンの設計者でしたが、新人の開発した特許も、MDR-E262やウォークマン付属のMDR-W30L等に即採用され他社のヘッドホンやヘッドホンステレオに音質上、圧倒的なアドバンテージをつける事となりました。

実は、ソニーアコースティックターボ回路の命名者も自分です。

小型の口径のユニットでそれまで考えられなかった低音の再生が可能になる所が自動車の小型エンジンにターボを搭載する事で出力が増し馬力が向上するのと似ていたからです。

またヘッドホンも後面の”排気”に細工した点も共通なので適切な命名だったと思います。

適度なターボは中高域も改善するのですが、ターボをかけ過ぎると高域にピークが発生し音質が劣化する事からMDR-E484では高域のピークを押さえる音響回路を追加する事によりより低音域を更に充実させる事に成功しました。技術的にはインタークーラーターボと命名したかったのですが、企画担当の意見によりツインターボの名称に落ちつきました。(残念)

何故、エンジンの技術とヘッドホンの技術の構造が似ているのか。

今にして思えば、エンジンではピストンが、ヘッドホンのユニットではダイヤフラム(振動板)がピストン運動して動力及び音を生み出している所が共通だからだと思います。

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”オープンエア型の音の拡がり&密閉型を超える深低音”

ご興味ある方は音茶楽 Sound CustomizeショールームでFlat4の試作機を試聴できます。

音茶楽 Sound Customize  コルティ経堂西側出口1分 

営業時間 火曜-木曜13:00-18:30 金曜、土曜13:00-20:30

定休日 祝祭日、日曜日、月曜日

 

 

秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)” 商品化進捗 力の有る音とは

力のある音には3kHz付近が必要!

以前解説した様に、カナル型ヘッドホン(イヤホン)では、装着する事で耳を塞ぐ為、本来有るべき3kHzの外耳道共振が無くなって6kHzに大きな共振が発生します。

音茶楽のツイン・イコライズド・エレメント方式では6kHzは位相補正チューブによる外耳道チューニングにより削除し補正に成功しています。

今回は失われた3kHzの再現(補正)方法のご説明をしようかと思います。

解決法はエレメントを筐体に入れた時の共振周波数を3kHzから4kHz程度に設計する事です。

この方法は難しくは有りません。

エレメントのfo(最低共振周波数)foとエレメントの有効振動半径、振動系の等価質量及び、後面のキャビティの容積を適切に設計する事で解決出来ます。

3kHz付近が無いと、力の無い音になってしまいます。

一聴するとモニターぽい音になりますが、何か物足りないのです。

Flat4では上記内容を含め、解決済みです。

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”オープンエア型の音の拡がり&密閉型を超える深低音”

ご興味ある方は音茶楽 Sound CustomizeショールームでFlat4の試作機を試聴できます。

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都合により明日15日(水曜)は14:00から営業いたします

申し訳ありませんが、都合により明日15日(水曜)は14:00から営業いたします