春のヘッドホン祭2012 出品 ”フラット4(Flat-Four)” インピーダンス
FLAT4のインピーダンスは18オームです。
010e001エレメント1ヶ辺り直流抵抗30オーム前後を狙い、パラ接続で15オーム、コードの抵抗を合わせて1kHzで16オームになるように設計を進めましたが若干高めに。
誤差はつき物ですね。
音茶楽 Sound Customize ではカナル型ヘッドホンのインピーダンスは16オーム前後が良いのではないかと考えています。
カナル型ヘッドホンの場合プラグ付きコードの直流抵抗を下げるため、使用するコードの芯線を多くすると、重量が重くなり耳の装着部に掛かる脱落方向の力が大きくなります。また銅線の量が増えるとコードが硬くなりタッチノイズが伝わり易くなります。
従ってカナル型ヘッドホンのコードの抵抗値は高めになります。
と言う事はあまりエレメント(ユニット)のインピーダンスを下げるといくら高性能アンプをつかってもダンピングファクターが低くなり低音の制動が甘くなります。
一方、エレメントのインピーダンスを上げると、ヘッドホンアンプがドライブしきれなくなり、音圧(音量)が十分に取れなくなります。
16オーム前後が宜しいかと思います。
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”オープンエア型の音の拡がり&密閉型を超える深低音”
ご興味ある方は音茶楽 Sound CustomizeショールームでFlat4の試作機を試聴できます。
プロトタイプ及び、型物008、エージング中の型物009を試聴出来る様に致します。
タッチノイズの確認も出来ます。
エレメント単品も展示しています。
(場合によっては別の用途で出払っていて試聴出来ない場合もございますがご容赦下さい。)
Flat4の開発者 音茶楽株式会社 山岸亮の音履歴 https://msc.sony.jp/member/mail/mysony/series/20080619_1/
音茶楽 Sound Customize コルティ経堂西側出口1分
営業時間 火曜-木曜13:00-18:30 金曜、土曜13:00-20:30
定休日 祝祭日、日曜日、月曜日