通常のダイナミック型イヤホンでは、装着時に外耳道入り口をイヤピースで塞ぐ事により、６ｋHz付近で共振し、強烈な音圧のピークを発生します。
このようなイヤホンの場合、６ｋHz以上の音がマスキング効果により、聞こえ難くなる事が知られています。
イヤホンのエイジングの効果は微妙な変化なので、この６ｋHz付近の音圧のピークによりマスキングされ変化を感じられなくなっていると考えられます。
一方、Flat4シリーズは６ｋHz付近に発生するピークをツイン・イコライズド・エレメント方式により除去してる為、エイジングの効果を聴感で確認する事が出来ます。
２００時間のエイジングが完了したFlat4-玄では今まで聴こえていなかった音、気づかなかった音が再生されています。
Flat4-玄の２００時間以上のエイジング済み試聴機はフジヤエイビック様と弊社店店舗で試聴可能です。
Flat4-玄は設計時には約１００時間のエイジングした物で音響調整を行なっていました。
Flat4-粋、楓と同様１００時間程度のエイジングで音が落ち着きそれ以降の変化は少なくなって行くと考えていたのですが、Flat4-玄の場合は２００時間程度まで音質の向上が大きい事が分りました。
そこで、本日フジヤエービック様のFlat4-玄の試聴機を２００時間以上エイジングした物と交換致しました。フジヤエービック様にお越しの際は是非試聴して見て下さい。
Flat4シリーズは２００時間以降のエイジングについても音質の向上が予測されます。
先日、お客様ご愛用のFlat4-楓（４５０時間使用）を試聴する機会が有りました。
お客様のFlat4-楓は音茶楽店舗のFlat4-楓（約１５０時間使用）と比べ、低音に弾力が有り、高音域がより繊細になっていて思わず聞き入ってしまいました。
今の所、Flat4シリーズは使えば使うほど音質は向上すると言えそうです。
音茶楽では知的財産権の取得に力を入れています。
DONGURIで採用するトルネード・イコライザーは特許取得（登録）済みですが、意匠権（カナル型ヘッドホンとしての外観のデザイン）についても取得する事が出来ました。
耳からDONGURI !
秋のヘッドホン祭2013でのお披露目を目標に一歩ずつ設計を進めています。
音茶楽×Olasonic コラボモデルTH-F4N お馴染み音茶楽の１文字命名
OlasonicのOlaはスペイン語で波を表します。
Flat4-涛（NAMI）の涛は大きな波を表す事から命名しました。
