20kHz以上の再生に必要な事 物理法則より (ダイナミック型の場合)

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  • 月別アーカイブ: 9月 2014

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20kHz以上の再生に必要な事 物理法則より (ダイナミック型の場合)

カナル型イヤホンで20kHz以上の超高音域の再生に必要な構造は? 物理法則より下記条件を満たすと簡単に高音域は伸びます。

1.ノズル部にフィルターや詰め物が無い事 エレメント(ドライバーユニット)と鼓膜の間に音響抵抗が有ると周波数が高くなるほど減衰しやすくなります。スピーカーのサランネネットで高音域が減衰するのと全く同じです。また音響抵抗が大きい程低い周波数から高音域が低下します。

2.振動板の口径が小さい事。大きいほど外周部からの音が鼓膜に届くまでの距離が遠くなる為、逆位相になる周波数が低くなり高音域が減衰します。スピーカーにたとえると大口径のウーファーは高音域が減衰して再生出来ないののと同じです。40kHz以上の超高音域を再生する為にはエレメントの口径を10mm以下にする必要が有ります。

3.エレメント(ドライバーユニット)とノズルのセンターが一致している事。同様にオフセンターしている程、距離の差により逆位相になる周波数が低くなり低い周波数から高音域が落ちてしまします。

以上より具体的には10mm以下のエレメントを用い、ノズルのセンターとエレメント(ドライバーユニット)のセンターを一致させ、ノズル出口にフィルターが無い/ノズル内に詰め物が無い事が望ましいと言う事になります。

音茶楽/茶楽音人のカナル型は全てクリアーしています。

ATH-CKM55 ニュートラル品切れ中

本日海外からお越しのお客様にATH-CKM55+トルネード・イコライザー改造品をご購入頂き、ニュートラルが品切れとなりました。

ニュートラルにつきましては在庫が復活いたしましたら再掲載いたします。

ATH-CKM55+トルネード・イコライザー+SpinFit かなり良いです。

6~7kHzの歪みが減った上でSpinFitにより10kHz以上が改善されます。

総費用10,000円の所7,000円にて販売中。残り**台。

本日9月18日は臨時休業致します

音茶楽(OCHARAKU)及び茶楽音人(さらうんど)ブランド製品ハイレゾリューション・オーディオ対応表示に関するお知らせ 

経緯

音茶楽の記念すべき1号機は2012年6月発売のFlat4-粋でした。

その頃はハイレゾ対応は全く気にせずに開発、設計を進めていました。

最近各社ハイレゾ対応を謳い始めているので、弊社も実力を確認した所、周波数特性上も聴感上も問題無くハイレゾ対応と謳える事が確認されました。

通常の音楽再生帯域をちゃんと再現する為に開発したトルネード・イコライザー方式、ツイン・イコライズド・エレメント方式を開発、採用した事で自然とハイレゾ帯域まで再生出来ている事が分った次第です。

弊社の製品は”気がついたらハイレゾ対応”でしたが、折角なのでパッケージ等にハイレゾを表記する事に致しました。

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この度、音茶楽株式会社及び、TTR株式会社はカナル型ヘッドフォンのハイレゾリューション・オーディオ対応表示について下記の様に定義、運用致します。

既発売製品にも同様に定義を適用、表示いたします。

定義

1.カナル型ヘッドフォンを装着する事で6kHz前後に発生する外耳道の長さによる共振を抑える音響回路を搭載している事。

2.高音域が40kHz以上再生される事。

表示

パッケージに”真のハイレゾ対応”及び再生周波数特性を表示します。

再生周波数特性表示は高音域に対して-10dB落ちの数値を用います。

詳しくは⇒ プレスリリース_音茶楽製品、茶楽音人製品 ハイレゾ対応表示のお知らせ

SpinFit フジヤエービック様でお取り扱い開始

長らく弊社店舗で細々と試験販売を続けていたSpinFitですが、少しまとまった数が入荷しました。

本日よりフジヤエービック様でもお取り扱ける事になりました。

USパテントも取得している優れ物です。

Spinfit