Flat4-楓弐型のエイジングについて
Flat4-楓弐型の音質のエイジングには他の機種とは違う要素が加わります。
通常の機種は主に振動系を動かす事により、振動板に溜まっている機械歪みを開放する事で中高音域が澄んできます。また、振動系が動き易くなる事で低音域が伸びて行きます。
Flat4シリーズ共通の変化ですが、20時間位から中高音が柔らかくなって行き、80時間以上で低音域の伸びを感じる様になります。
更に楓及び楓弐型は+αが有ります。(楓弐型については推測です)
別の要素が有る様です。
一旦柔らかくなる方向に変化した中高音域が伸びて行きます。
楓及び楓弐型は楓の無垢材に拭き漆加工を施して有ります。
漆塗りは表面の硬化とは別のプロセスで内部の硬化が進行する様です。
オークビレッジの話では内部の完全硬化には1年程度は掛かる様です。
楓初号機をお持ちのお客様に試聴させて頂く機会がたまに有りますが、時と共に高音が伸びつつも細やかになっている様です。