秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)” 特許取得記念 技術解説

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秋のヘッドホン祭2011初披露 ”フラット4(Flat-Four)” 特許取得記念 技術解説

2012年2月29日に商品化中のFlat4カナル型ヘッドホンで使われる技術が特許査定になりましたので、概要を再度ご説明します。

今回の特許には2つの大きな技術が盛り込まれています。

どちらも商品化されるのは世界初です。

1つ目がカナル型ヘッドホン(イヤホン)装着状態での耳の音響特性を装着していない時の状態に近づける音響技術です。

カナル型ヘッドホン(イヤホン)を装着し、外耳道出口付近を塞ぐと、耳の音響特性が変わります。音響特性が変わって生じた6kHzの強烈なピークを超高音域の音圧レベルを犠牲にする事無く抑える事は従来の音響技術では困難でした。https://ocharaku.jp/sound/technology-1/ を参照

そこで、音茶楽Sound Customizeでは全く新しい発想の音響回路を開発致しました。https://ocharaku.jp/sound/technology-2/

Flat4では新たに複数エレメントを使用した時にトルネード・イコライザーと同様の働きをする位相補正チューブ方式を発明、外耳道チューニングTM(6kHz付近のピークの除去)を行なっています。

2つ目の世界初がエレメントの対向配置です。カナル型ヘッドホンだけでなく、オーバーバンド型ヘッドホンでも今まで実用化されていない技術です。片chにフルレンジのエレメント2個の対向配置で全帯域を再生可能な電機音響変換機としてはスピーカーシステムも含め世界初です。(スピーカーシステムではウーファーや左右一体型での対向配置としては実用化されています。)

この技術は振動板が動くことによって生じる反作用を完全に打ち消す事で振動の原点、メカニカルアースを2つのエレメントの間に作り出す事に成功しました、今までに聞いた事が無い、深い低音域から正確にしかも細かいニュアンスの音までも忠実に再生出来る様になります。https://ocharaku.jp/sound/technology-4/

今回のFlat4ではこの2つの技術を盛り込む事で、ご説明した効果の他にもう2つ大きな効果がもれなく付いてきました。

一石二鳥×2=二石四鳥です。計算は合ってますね。

次回副産物として生まれた大きな効果をご説明します。

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”オープンエア型の音の拡がり&密閉型を超える深低音”

ご興味ある方は音茶楽 Sound CustomizeショールームでFlat4の試作機を試聴できます。

(プロトタイプの試聴となります。)

音茶楽 Sound Customize  コルティ経堂西側出口1分 

営業時間 火曜-木曜13:00-18:30 金曜、土曜13:00-20:30

定休日 祝祭日、日曜日、月曜日

 

 

 

 

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