Flat4シリーズ 相違表 音質に係わる部品編
Flat4シリーズの音質に係わる部品の相違表です。
エレメントは粋が010e001型、楓と玄が010e002型です。
010e002型は010e001型のプレートとヨークに銅メッキを施し電磁歪みを抑えています。高音域がまろやかになる方向です。
フロントキャビ、リアキャビは全て共通です。振動板材料にも使われるほどの高音質素材で有る液晶ポリマーを用いています。適度な内部損失と金属並みの音速を両立した非常に優れた材料です。
センターキャビネットがそれぞれのモデルの音質に一番影響しています。
粋、玄はこれも振動板にも広く使われているアルミ二ウムを使用しています。
粋と玄では形状が異なり、玄は粋に比べ肉厚を厚くして強度を増しています。
また、玄はセンターキャビネット内側をM2052制振合金粉体塗料及び天然素材で制振し更なる高音質化を計っています。
楓はセンターキャビに楓の無垢削りだし材を用い、外側に拭き漆加工を施しています。
楓材は楽器にも多用され元々音質的には優れていますが、漆加工する事により更に高音質化に成功致しました。
位相補正チューブは全てアルミ二ウム製です。
粋は無色アルマイト加工を施しています。
玄は黒アルマイト加工を施し、その上から無色の塗装で制振する事で超高音域での僅かな響きを調整しより聞きやすい音質に仕上がっています。
楓は位相補正チューブに特殊な手法で黒漆を塗布する事で、やはり超高音域部の響きをコントロールしています。
最終的な音質のコントロールとして並列音響抵抗Rxを調整しています。
キャビネットや、位相補正チューブの響きが多い粋のRxは大きめに、自然な響きの楓のRxは中程度に、キャビや、位相補正チューブの響きがより抑えられている玄はRxをゼロにしています。
以上により粋、楓、玄 全てバランスを整え音楽を楽しく試聴出来る音質に仕上げています。
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Flat4-楓の在庫が少なくなっております。
ご興味の有る方はご来店前に音い合わせ頂ければ幸いです。
また、楓に関しましてはお一人様1台の販売と致しております。
ご理解のほど、お願い申し上げます。