ダイナミック型トランスデューサー搭載カナル型ヘッドフォンに高級モデルが少ない理由

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ダイナミック型トランスデューサー搭載カナル型ヘッドフォンに高級モデルが少ない理由

ダイナミック型のトランスデューサーを使用すると簡単に超低音域から超高音域まで再生するカナル型ヘッドフォンが出来てしまいます。

BA型の様に複数のユニットの搭載の必要は有りません。

ところが逆に、ダイナミック型の全ての周波数が再生されてしまう所が最大の欠点となります。

カナル型ヘッドフォンを外耳道の出口に装着した瞬間、6~7kHzで外耳道の長さによる盛大な共振(低在波)が発生し、サ行が刺さり、長時間聴くのが辛い音になってしまします。

また6KhZに強烈な音圧のピークが有るとマスキング現象によりそれ以上の周波数を人間の脳は感知しなくなります。

通常はノズル出口に音響抵抗(詰め物)を配置して6kHz以上の高音域を一律にカットして何とか聞けるようにバランスをとります。

或いは6KhZのピークよりも10KhZ以上を持ち上げ、それにあわせて低音も上げてドンシャリでバランスをとっているモデルも有ります。

音茶楽、音茶楽×Olasonic、茶楽音人のカナル型ヘッドフォンは違います。

この外耳道の共振のみをキャンセルする音響回路を世界で初めて開発、搭載しています。

トルネード・イコライザー方式とツイン・イコライズド・エレメント方式です。

元々ダイナミック型は振動板面積が多く取れるので超低音域の再生はBA型より圧倒的に有利です。また小型のダイナミック型は20kHZ以上の帯域を楽に再生します。

今までのダイナミック型と音茶楽の技術採用モデルの比較表を作成してみました。

弊社モデルは”気がついたら真のハイレゾ対応”でした!

下記表の音源位置の明確化はまた別途。

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