外耳道チューニング技術の超進化形とは その12 問題点の解決
2.高音域((10kHz以上)が足りない 音に拡がりが無い
通常のカナル型ヘッドホンでは6kHzの共振を抑える為に、右上図の様に振動板と鼓膜の間に音響抵抗を設置します。 6kHzの共振を抑えると、同時に10kHz以上の音圧が極端に下がるので、通常は6kHzの共振をそこそこ押さえ、10kHz以上もそこそこ再生できる様に設計します。
音茶楽 Sound Customize のTwin equalized element方式では、振動板と鼓膜の間に音響抵抗が存在しません。6kHz前後の共振を抑えながら10kHz以上も楽々再生可能です。
音茶楽Sound Customize 経堂コルティー西側出口1分
P.S.
秋のヘッドホン祭2011に参加します
http://www.fujiya-avic.jp/user_data/1110_headphone_fes.php
当初、第2弾として2万円~6万円クラスのカナル型ヘッドホンの外耳道チューニングを予定していましたが…
結局現行のオーディオテクニカ社製ATH-CKM55に勝る音が作れず断念!
外耳道チューンドATH-CKM55の完成度が高かったと言う事で、当面このモデルのみの改造サービスを続ける予定です。
現在外耳道チューニング技術の超進化形を開発中です。何とか秋のヘッドホン祭で技術発表し、ご来場の皆様に試作品をご試聴いだける様に進めています。
今まで6kHz前後の外耳道共振によってマスクされていた細かい音や、余韻が消えていく最後の瞬間まで綺麗に再生出来ています。思わず今まで聞いたCDを聞きなおしています。