外耳道チューニング技術の超進化形とは その14 問題点の解決

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外耳道チューニング技術の超進化形とは その14 問題点の解決

4.音の輪郭がはっきりしない。ぼやけた音がする

ヘッドホン、イヤホンで電気音響変換素子(エレメント)の振動の基点を明確にするのにはこれしか無いと思います。

エレメントの水平対向配置です。

車のエンジンの構造でも振動を少なくする効果が有る事から採用されている配置です。

現状では、一部の機種ではエレメント(ユニット)の後ろに錘を付けたり、筐体を剛性の金属にしたり発生する振動を若干でも抑える方法が取られている様です。しかしカナル型ヘッドホンの場合、柔軟なイヤーピースにより振動の基点が更に不明確になっているので、対策しても効果は薄くなる傾向にあると思われます。

今回のTwin equalized element 方式では、振幅の大きい低音域から数kHzまで100%近く振動がキャンセルされます。低音の実在感、音の余韻の消え方等々、違いは一聴で分かります。

次回10月18日(火)にはプロト機の画像を公開予定です。

音茶楽Sound Customize        経堂コルティー西側出口1分

P.S.

秋のヘッドホン祭2011に参加します

http://www.fujiya-avic.jp/user_data/1110_headphone_fes.php

当初、第2弾として2万円~6万円クラスのカナル型ヘッドホンの外耳道チューニングを予定していましたが…

結局現行のオーディオテクニカ社製ATH-CKM55に勝る音が作れず断念!

外耳道チューンドATH-CKM55の完成度が高かったと言う事で、当面このモデルのみの改造サービスを続ける予定です。

外耳道チューニング技術第2弾、Twin equalizing element方式の試作機は何とか完成しそうです。ヘッドホン祭での試聴が可能です。

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