外耳道チューニング技術の超進化形とは その11 問題点の解決 

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外耳道チューニング技術の超進化形とは その11 問題点の解決 

1.中高音(6kHz前後)がキツイ サ行の音が耳に刺さる タ行に余韻が付く

カナル型ヘッドホンを装着する事で、耳の鼓膜の位置での音響特性が劇的に変わってしまいます。

装着しなければもっと良い音のカナル型ヘッドホンは多いかも知れません。

この問題点に対しては、今回のTwin equalized  element方式ではエレメント(ユニット)を2つ使い左図の様に外耳道の長さに相当するパイプでつなげる事で解決しました。効果は弊社特許トルネード・イコライザーと同様で6kHz前後の外耳道閉管共振を抑え耳に刺さる高音を押さえ本来の音に戻します。

勿論、パイプの長さを変える事で、お客様の外耳道にあわせて押さえる共振周波数をコントロールする事(外耳道チューニング)が出来ます。

音茶楽Sound Customize        経堂コルティー西側出口1分

P.S.

秋のヘッドホン祭2011に参加します

http://www.fujiya-avic.jp/user_data/1110_headphone_fes.php

当初、第2弾として2万円~6万円クラスのカナル型ヘッドホンの外耳道チューニングを予定していましたが…

結局現行のオーディオテクニカ社製ATH-CKM55に勝る音が作れず断念!

外耳道チューンドATH-CKM55の完成度が高かったと言う事で、当面このモデルのみの改造サービスを続ける予定です。

現在外耳道チューニング技術の超進化形を開発中です。何とか秋のヘッドホン祭で技術発表し、ご来場の皆様に試作品をご試聴いだける様に進めています。

昨日の細かいチューニングで音質が更に改善しました。ご期待下さい!

外耳道チューニング技術の超進化形とは その10 カナル型ヘッドホンの問題点

4.音の輪郭がはっきりしない ぼやけた音がする

原因は、振動板が振動する時の反作用で筐体等が振動する事により、音源の位置がずれるからです。反作用は高調波歪みとなって、聴感上さまざまな音質劣化の元となっています。

振動板の反作用はヘッドホンだけで無く、スピーカー等の電気音響変換器全体に関わる問題点です。

筐体を重くしたり、丈夫な材質にしたり、ユニットの背面に錘をつけたりして、対策するのが普通で若干の改善にはなります。

ところがカナル型ヘッドホンでは耳に装着する物なので、装着性と音質を両立する必要が有ります。あまり重くなると装着性が問題になります。

音茶楽Sound Customiseの新開発技術Twin equalized element方式は全て解決しました。

1.中高音(6kHz前後)がキツイ サ行の音が耳に刺さる タ行に余韻が付く

2.高音域((10kHz以上)が足りない 音に拡がりが無い

3.低音が足りない 迫力が無い (特に小口径ユニット使用場合)

4.音の輪郭がはっきりしない。ぼやけた音がする

次回から、全ての問題の解決策を解説します。

音茶楽Sound Customize        経堂コルティー西側出口1分

P.S.

秋のヘッドホン祭2011に参加します

http://www.fujiya-avic.jp/user_data/1110_headphone_fes.php

当初、第2弾として2万円~6万円クラスのカナル型ヘッドホンの外耳道チューニングを予定していましたが…

結局現行のオーディオテクニカ社製ATH-CKM55に勝る音が作れず断念!

外耳道チューンドATH-CKM55の完成度が高かったと言う事で、当面このモデルのみの改造サービスを続ける予定です。

現在外耳道チューニング技術の超進化形を開発中です。何とか秋のヘッドホン祭で技術発表し、ご来場の皆様に試作品をご試聴いだける様に進めています。

試作機のチューニング結果も良好なので多分間に合うと思います。

外耳道チューニング技術の超進化形とは その9 カナル型ヘッドホンの問題点

3.低音が足りない 迫力が無い (特に小口径ユニット使用場合)

カナル型ヘッドホンのユニットの口径はΦ6mm~Φ16mm程度です。

特にΦ10mm以下のユニットを使用する場合、低音が不足がちになります。

重低音再生に関してはある程度の振動板面積を確保した方が有利です。

音茶楽 Sound Customize     経堂コルティ西側出口1分

外耳道チューニング技術の超進化形とは その8 カナル型ヘッドホンの問題点

2.高音域((10kHz以上)が足りない 音に拡がりが無い

原因はずばり、6kHz前後の共振を抑える為に、ヘッドホンの振動板と鼓膜との間に音響抵抗体を入れるからです。(図5)しかも共振を抑える為に音響抵抗の抵抗値を高くする必要が有ります。音響抵抗を高くすると、共振と共に高音域(特に10kHz以上)が減衰します。

つまり、この方式では、6kHzの共振を抑えるのをあきらめるか、10kHz以上の音圧を犠牲にするか選択する事になります。

通常は折衷案として程ほどに6kHzの共振を抑え、10kHz以上の高域を有る程度犠牲にするバランスとします。

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外耳道チューニング技術の超進化形とは その7 カナル型ヘッドホンの問題点の原因

1.中高音(6kHz前後)がキツイ サ行の音が耳に刺さる タ行に余韻が付く原因は

ずばり、ヘッドホンで耳を塞ぐからです。

カナル型ヘッドホンを装着すると右の図の様に外耳道の長さが半波長に相当する周波数で共振します。

外耳道の長さを25mm~30mmとすると、5.6kHz~6.8kHz辺りで共振します。

当たり前ですが、ヘッドホンは装着して使う物なので大変大きな問題です。

この共振が、サシスセソの音をきつくしたり、耳に刺さったり、タ行に余韻が着く原因です。弊社トルネード・イコライザーでは解決していますが、今回開発した、Twin equalized element 方式でも解決しています。

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